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JAL、純損益230億円の黒字 23年4月〜6月期
日本航空(JAL)は、2023年4月〜6月期の連結業績を発表した。純損益は230億円の黒字となった。
売上収益は3,814億円(前年同期比41.9%増)、営業費用は3,530億円、財務・法人所得税前利益(EBIT)は313億円となった。
売上収益の内訳は、フルサービスキャリアが国際旅客が1,475億円、国内旅客が1,220億円、貨物郵便が343億円となった。LCCは133億円、マイル・ライフ・インフラが598億円となった。
国際旅客需要は海外発需要に加え、日本発需要も回復基調となったことから、前年同期比で旅客数は2.2倍、収入は2.4倍と伸びた。国内旅客は旅客数、収入ともに同1.4倍となった。貨物収入は同53.7%減となったものの、コロナ禍前を上回る収入規模を維持している。LCCは好調で、旅客数は同4.6倍、収入は5.7倍に急伸した。マイル・ライフ・インフラはマイル発行数の増加やJAL Mallのオープンなどにより同27%増となった。
2024年3月期の連結業績予想は、売上収益1兆6,580億円、営業費用は1兆5,710億円、EBITは1,000億円、純利益は550億円を据え置いている。