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ユナイテッド航空、客室内装に点字を導入 米航空会社で初
ユナイテッド航空は、アメリカの航空会社として初めて航空機の客室内装に点字を導入した。
すでに十数機の航空機に列番号や座席番号、化粧室の内部・外部に点字表示を施しており、2026年末までに主要路線向け機材全機に点字表示を導入することを予定している。
点字表示を設置するだけでなく、全米視覚障害者連合(NFB)や米国視覚障害者委員会(ACB)などの障害者支援団体とも協力し、客室内に浮き出し加工が施された文字、番号、矢印などの触知案内表示の導入も検討しているという。
この他にも、アプリでは色のコントラストを高め、図形間のスペースを広げたり、情報の表示順序を変更することで視覚障害者が利用しやすくし、VoiceOverやTalkBackなどのスクリーンリーダーとの互換性を高めている。機内のシートモニターにも字幕表示や字幕表示、テキスト読み上げ機能、拡大機能、タッチガイド機能、副音声解説付き映画、調整可能な高コントラストのテキストや色補正などの機能を導入している。
アメリカ運輸省によると、2019年に航空機を利用した障害者は約2,700万人に上るという。