ヘルシンキ・ヴァンター国際空港、手荷物システムの刷新完了

Finaviaは、ヘルシンキ・ヴァンター国際空港の手荷物システムの刷新を完了した。

今秋にも完了する開発計画の一環として改修を行っていたもので、手荷物システムや設備、新たな施設のすべてが完成した。

手荷物ハンドリングセンターの処理エリアは1万平方メートル以上広い28,000平方メートルとなり、バッゲージラインの長さは3キロ以上増の15キロとなった。手荷物を自動で保管する「バッゲージ・ホテル」のスペースは1,000個増加し、2,400個となった。1時間あたり約5,000個多い手荷物の処理が可能となった。出発手荷物の処理能力は50%向上し、1時間あたり14,800個の処理ができるようになった。

中央手荷物受取所は、広さ12,000平方メートルで、9つのカルーセルと2つの特殊手荷物用ラインを擁する。エリアを集約することで、リソースの集中化が可能となった。