JAL、ビジネスクラスで焼酎「森伊蔵」を1日限定提供
エールフランス航空、777・A350の新ビジネスクラスシート公開 六本木で体験会
エールフランス航空は、長距離路線用のボーイング777-300ER型機とエアバスA350-900型機に、新型ビジネスクラスシートの導入を進めている。
新型ビジネスクラスは、シートを水平にできる「フルフラット」、全ての席から通路に直接出られる「フルアクセス」、通路側のドアを閉めて個室のように使える「フルプライバシー」の“3つのF”がコンセプト。
座席配列は「1-2-1」で、シートはネイビー、ホワイト、レッドのエールフランス航空のシグネチャーカラーでデザインされている。革などの素材はフランス産のものを中心に取り入れ、シートの組み立てはパリに本社を置くサフラングループの工場で行った。
フルフラットポジションでは長さ約2メートル、横幅約50センチとなり、アームレストを格納すると横幅はさらに約20センチ広がる。また、中央席はパーティションを格納することでペアシートとして利用できる。
機内エンターテインメントシステム(IFE)のインターフェースはサフラン社のRAVE OSで、ディスプレイは17.3インチ、4K対応。Bluetoothに対応している。充電用にUSB type-A、type-C、ユニバーサルコンセントを備えたほか、サイドテーブルにワイヤレス充電器を設けた。
新型ビジネスクラスが導入されている新仕様の777-300ERは、ビジネスクラス48席、プレミアムエコノミークラス48席、エコノミークラス273席の369席。現地時間1月20日からパリ〜ニューヨーク/ジョン・F・ケネディ線を皮切りに投入を開始し、9月時点で10機が運航中。3月からは東京/羽田〜パリ線にも投入している。最終的に全12機を新仕様に改修する計画で、11機目は10月頃、12機目は2024年春にも改修が完了する見通し。
また、新仕様のA350-900型機はビジネスクラス48席、プレミアムエコノミークラス32席、エコノミークラス212席の292席。9月時点で2機が運航中で、順次増備を進める。時期は決まっていないものの、日本路線にも投入する予定だという。
この新型ビジネスクラスシートの体験会を、東京・六本木の東京ミッドタウンで9月14日まで開催している。実際にシートに座ったり、リクライニングの操作をしたりできるほか、アメニティを展示する。開催時間は14日が午前11時から午後9時まで。場所はガレリア地下1階アトリウム内。