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エアバス、民間航空機事業CEOにクリスチャン・シェーラー氏を任命
エアバスは、民間航空機事業の最高経営責任者(CEO)に、クリスチャン・シェーラー氏を任命した。
民間航空機事業の専任を新たに置くことにより、エアバスのギヨム・フォーリCEOは、会社全体の変革する重要な課題に集中するとしている。新組織体制は数か月かけて構築し、2024年1月1日を目処に始動する予定だという。
クリスチャン・シェーラー氏は、1962年にドイツ・デュイスブルクで生まれ、フランス・トゥールーズで育った。オタワ大学でMBAを取得し、1984年にパリ・ビジネススクール(ESCP)を卒業した。1984年にエアバス・インダストリーに入社し、エアバス・ノースアメリカの契約担当副社長や、エアバスのリース市場担当副社長などATRのCEOを経て、現在はエアバスの最高商業責任者(CCO)兼エアバスインターナショナル責任者を務めている。
ギヨム・フォーリCEOは、「2019年からエアバスとその民間航空機事業を統括する役割を統合し、様々な危機と変化に対して一体となって迅速に取り組んできました。エアバスは“安全で繋がりあう世界のために持続可能な航空宇宙の未来を切り拓く”というスローガンを掲げており、これからその目標実現に向け事業を加速していきます。クリスチャン・シェーラーが民間航空機のCEOに就任することで民間航空機事業の成長を促進し、私はエアバスのCEOとして急速に変化し続ける複雑でグローバルな課題に対応するため、エアバス全体の舵取りに専念することができます。クリスチャンとはこの5年間、一丸となって仕事に取り組んできましたが、新たな体制になってもその関係は変わりません。信頼できる彼とともにエアバスのさらなる発展へ向けて踏み出すことを嬉しく思っています」と述べた。
クリスチャン・シェーラー氏は、「航空業界にとってこのような重要な時に、民間航空機事業の指揮を執る役目を与えられたことは大変光栄です。今後もエアバスのチームと共に顧客サービスに注力して目標達成に努め、事業の成長を盤石にし、継続的な改善を図り、製品とサービスの発展に向け邁進します。そして私たちは世界中のパートナー、サプライヤーと緊密に協力し、航空業界の脱炭素化に向けたロードマップに取り組んでいきます」とコメントした。