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ユーロスター・グループは、新ブランド「ユーロスター」での運行を10月1日から開始した。
ユーロスターとタリスが2022年5月に統合し、新会社ユーロスター・グループとなったことに伴うもので、欧州のほか、北米や世界各国で認知されているブランドであることから、「ユーロスター」を新ブランドとした。ウェブサイトも統一する。
タリスとしての最終列車は9月30日、パリを午後7時21分に出発し、ブリュッセルに同8時47分に到着した。
2022年の利用者数は1,480万人で、このうちユーロスターが830万人、タリスが650万人を占める。モーダルシフトの追い風を受け、2030年までに年間3,000万人の利用を見込む。統合後の車両数は51編成となる。
ユーロスター・グループは、フランス国鉄、ケベック州貯蓄投資公庫とベルギー国鉄が出資し、本社はベルギーのブリュッセルに置く。ネットワークはイギリス、ドイツ、フランス、オランダ、スペインの5か国に広がる。