ブリティッシュ・エアウェイズ、パイロットやCAが新制服の着用開始

ブリティッシュ・エアウェイズは、客室乗務員とパイロット、空港職員が新たな制服の着用を開始する。

イギリス系ガーナ人のファッションデザイナー兼テーラーのオズワルド・ボアテング氏が、1,500人以上の社員とともに手掛けた。1月に発表し、5月には空港職員が着用を開始している。

女性用ワードローブには、ドレス、スカート、パンツスーツ、そして航空会社初のスタイリッシュなジャンプスーツを用意するなど、96種類を展開する。すでに3万人以上の社員から85万着の注文を受けており、最も人気が高いのはドレスとトレンチコートで、ブラウスとシャツは長袖より半袖のほうが人気だという。

ジュリアン・マクドナルド氏がデザインした旧制服の多くは、持続可能性イニシアティブの一貫として再利用される。バングラデシュの学校への生地の寄付や、ヒースロー空港近くの学校やホームレスのチャリティ団体への衣服の寄贈も行われる。アップサイクルしたテディベアやパスポートホルダー、バッグなどのアイテムも販売する。

イギリスを代表するブランド、GHDやELEMISと提携し、様々なな空港に「トリート・ユアセルフ(自分にご褒美)バー」を設置し、社員をサポートする。

カルム・ラミング最高顧客責任者(CCO)は、「3万人以上の職員に対する新しいユニフォームの最終段階に入ったことを非常に嬉しく思っています。スタイリッシュでモダンなコレクションは、これまで以上の選択肢を同僚たちに提供し、職場でより多くの個性を発揮できるようサポートします。私たちのスタッフは常に私たちのブランドの最前線にいます。私たちは職員とともに、お客様をケアするために従事する業務を称えます」とコメントした。