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スイス・インターナショナル・エアラインズ、乗務員用保護呼吸装置の一部を交換へ
スイス・インターナショナル・エアラインズは、乗務員用の保護呼吸装置(PBE)の一部に欠陥が見つかったため、交換すると発表した。
PBEは、機内で発煙事故が発生した際に、乗務員が煙や蒸気から身を守るための装置。酸素発生装置が装備され、煙の中でも呼吸を続け、自由に行動することができる。スイス・インターナショナル・エアラインズでは2種類の装置を装備している。
最近、2回に渡って乗務員が飛行中に異臭を感じ、予防措置として装置を装着したところ、一部の装置が正常に機能しなかったり、パッケージから取り出すことに苦労することが判明していた。いずれも乗務員や乗客が危険にさらされることはなく、安全に着陸した。
詳細な調査の結果、2種類のうち1種類で、機能が部分的に制限されているとの結論に達し、予防措置として該当する装置すべてを交換することを決めた。可能な限り迅速に交換を終える見通しであるものの、約1,000個を搭載していることから、数か月程度かかる見通し。