カンタス航空、アライアンス・アビエーション・サービスの買収計画を撤回

カンタス航空は、アライアンス・アビエーション・サービスの買収計画を撤回すると発表した。

2022年5月に、チャーター便を運航するアライアンス・アビエーション・サービスの買収計画を発表していたものの、オーストラリア競争・消費者委員会（ACCC）は今年4月、反対する意見を表明していた。

両社は、この買収は競争の激しい資源部門における競争を緩和することなく、顧客価値を創造するものであったとしており、特にフォッカー100型機の運用を効率化できるとしたものの、計画が頓挫したことを受け、撤回を決めた。

カンタス航空は、既存のチャーター便の運航を通じ、成長する資源市場に引き続きサービスを提供する。カンタス航空はアライアンス・アビエーション・サービスの株式の最大20％の保有を継続し、アライアンス・アビエーション・サービスは最大30機のエンブラエル190型機をカンタス航空向けに運航する。

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