
中部空港に「コーラルラウンジ」開設 プライオリティ・パス利用可能、タイ料理充実
エミレーツ航空は、客室乗務員にカスタムアプリを設定したアップル製品を配布し、サービスの向上と合理化を図る。
新戦略「ワンデバイス」では、客室乗務員2万人全員にiPhone13もしくはiPad Airを配布する。1年前からアップル製品の配布を開始しており、3,200万UAEディルハムを投資している。すでに7,000人以上の客室乗務員がiPhoneを保有しており、1日450便で活用している。今後数か月でさらに5,000人に追加配布し、これまでの知見に基づいた新たなアプリや機能を搭載する。
ビジネスクラスでの機内食注文プロセスの改善や、乗客のプロフィールやマイレージプログラムのステータス、座席の変更やアップグレード、乗務中の客室乗務員の概要、食事や飲み物の好み、機内リラクシングウェアのサイズの情報などを確認できる。マニュアルも自動で更新され、マイクロラーニングを通じた教育プラットフォームとしても活用する。
アップルのセキュリティ機能や旅程完了後にフライト情報が削除されることなどにより、利用者と従業員のプライバシーが守られるとしている。