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アブダビ国際空港ターミナルA、11月1日に供用開始
アブダビ国際空港は、新ターミナル「ターミナルA」の運用を11月1日に開始する。
建築段階ではミッドフィールド・ターミナル・ビルと呼ばれていた。延床面積は74.2万平方メートルで、完全運用開始後には年間4,500万人の利用に対応し、1時間あたり11,000人の処理能力を持つ。79機を駐機できる。
アブダビの街並みに建築的なランドマークを添えた、自然光を最大限に取り込むデザイン。持続可能性の目標に沿い、エネルギー効率の高い照明、先進的な冷暖房空調(HVAC)システムを備え、持続可能な建築材を取り入れた。駐車場屋根には太陽光発電システムを有し、3メガワットの太陽光発電プラントに電力を供給する。豪華なラウンジ、リラクゼーションゾーン、スパ施設などのほか、163店舗の小売・飲食店も有する。自動チェックイン機や合理化された保安検査、最先端の手荷物取り扱いシステムにより、デジタル化されたシームレスな旅行体験を提供できる。
準備の一環として、6,000人以上のボランティアによる運用試験を10月17日まで実施した。空港職員に加え、学生や家族、航空関係者が参加し、チェックインや手荷物検査、保安検査、搭乗、入国審査、税関のプロセスがチェックされる。
3段階に分けて運航を移管する計画で、エティハド航空は10月31日にセレモニーフライトを実施する。ウィズエア・アブダビなど16社は11月1日から、エティハド航空は11月9日から、エア・アラビア・アブダビなど11社は11月14日から、それぞれ運航を開始する。これにより、28社が乗り入れることになる。