エミレーツ航空、航空機の内装材をアップサイクル スーツケースやバッグなど製作

エミレーツ航空は、航空機の内装材をアップサイクルした「エアクラフテッド・バイ・エミレーツ(Aircrafted by Emirates)」を発売する。

スーツケース、バックパック、ハンドバッグ、カードホルダー、アメニティバッグ、ベルト、靴を用意。ドバイのエミレーツ・エンジニアリング施設の機内専用ワークショップで、エミレーツ航空のテーラーがデザインし、手作りする。14人のチームメンバーのうち4人がフルタイムで従事しているという。

エアバスA380型機やボーイング777型機のアルミニウムのヘッドレスト、機内ラウンジのソファーのレザー、シートベルト、操縦席の毛皮などを回収し、施設内で選択やディープクリーニング、レザーコンディショニングなどを施し、再利用した。すでに16機から14,000キロ以上の材料が回収されており、1機あたり最大270キロのレザーと、627キロのシート生地を回収できる可能性があるという。

バッグとアクセサリーは、11月13日から17日まで開催されるドバイ・エアショーで展示する。2024年からオフィシャルストアで販売を開始し、収益はエミレーツ航空基金を通じて、支援を必要とする子どもたちに寄付する。

詳細はこちら