乗務員の「起こし機」体験できる部屋、四国の宿泊施設に登場 JR秘蔵の鉄道部品も

4S STAY 阿波池田駅前は、JR四国の“秘蔵鉄道部品”約20点を室内に展示した「鉄道ルーム」を期間限定で開設する。

かつて多度津機関区に所属していたC58形123号機の銘板や過去の運賃表、方向幕などを室内に展示した。乗務員宿泊所で使用していた定刻起床装置(起こし機)や121系の方向幕など、実際に動かせるものもある。

期間は11月17日から2024年1月10日まで。1泊1人10,000円、2人20,000円。宿泊者には特典として携帯時刻表を1組につき1枚プレゼントする。

4S STAY 阿波池田駅前は、同駅前の商店街にあった寿司店をリノベーションした、JR四国が運営する宿泊施設。1階のカフェダイニングの内装は鉄道古物を再利用し、列車運転ハンドルのドアノブや、列車のシートを使った座席客席などがある。