国土交通省、スイスポートジャパンを指導へ

国土交通省・観光庁

斉藤鉄夫国土交通相は、労働基準法に則した形で影響を最小限に留めるよう、スイスポートジャパンを指導すると表明した。

スイスポートジャパンの労働組合が、長時間労働の改善が行われていないとして、12月から時間外労働を行わないことを会社側に通告したことに対するもので、11月17日の定例会見で明らかにした。

スイスポートジャパンは、世界最大級のグランドハンドリング会社スイスポートと丸紅の合弁会社。国内主要6空港に拠点がある。ストライキに突入した場合、スイスポートジャパンがグランドハンドリングを受託している会社の国際線の運航への影響が懸念されている。

国土交通省では、グランドハンドリング等の空港業務の現場に過度な負担が集中しないよう、対応を行っていくとした。