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観光庁、「白タク」手配斡旋の悪質な旅行会社を公表へ
観光庁がオンライン旅行会社(OTA)に対し、いわゆる「白タク」の手配斡旋を改善しない場合、社名の公表などを行う方針で調整していることがわかった。自民党の武井俊輔衆院議員が、自身のX(旧Twitter)で明らかにした。
「白タク」とは、営業許可を受けた緑ナンバーの車両ではなく、自家用車の白ナンバーの車両で違法運送を行っているタクシーのこと。道路運送法違反で、違反者には3年以下の懲役または300万円以下の罰金が科される。また、利用者も事故などの際に補償を受けることができない可能性もある。観光庁は年内にも対応する見通し。
本誌は、Booking.com(ブッキング・ドットコム)、Klook(クルック)、Agoda(アゴダ)の3社で「白タク」の手配斡旋を確認した。KKday(ケーケーデイ)も事実を認めている。
武井俊輔衆院議員は、自民党所属の当選4回。宮崎交通や楽天を経て、2006年に宮崎県議、2012年に衆院議員に当選した。12月13日に施行した旅館業法の改正に尽力するなど、観光行政に明るい。
観光庁とは早急な改善について、白タク事業者のみならず悪質なOTA(オンライントラベルエージェント・海外の旅行会社)に対し、改めない会社の社名公表なども含め年内に対応するよう調整しています。 https://t.co/q7cWjfdMoU
— 武井俊輔(自民党 宏池会) (@syunsuke_takei) December 15, 2023