東京メトロ、南北線9000系の8両編成化実施　きょう営業運転開始

東京メトロは、南北線9000系の8両編成化を実施し、12月16日から営業運転を開始した。

従来の6両編成から、新造車を2両増結させることで8両編成化した。1編成の運転を開始し、順次13編成で8両編成化を実施する。これにより定員は882名から1,200名へ増える。

8両編成化に伴い、搭載設備を最新車両と同等水準に刷新する大規模改修を併せて実施した。大地震などの発生により万が一脱線した場合にも自動で列車を停止させる脱線検知装置の搭載、全車両へのフリースペースの設置、車内セキュリティカメラの導入、車両を動かすための制御装置（VVVF）の性能向上などを行っている。