ルフトハンザグループ、ボーイングの単通路機を約30年ぶりに発注

ボーイング737 MAX 8

ルフトハンザグループは、約30年ぶりにボーイングの単通路機を導入する。

ボーイング737-8型機を最大100機導入する。内訳は確定発注が40機、オプションが60機。190席を配置する。2027年第3四半期から32年にかけて受領を予定している。短中距離路線用機材の成長と多様化を目指し、発注を決めた。

ルフトハンザグループのカーステン・シュポア取締役会長兼CEOは、「1995年以来初めてボーイング737型機を発注することは、ルフトハンザグループにとって戦略的な良い決断です。約60年前、ルフトハンザはこの世界的に成功したモデルの共同開発者であり、ローンチカスタマーでした。静かで経済的、かつ効率的な新型機の737-8により、ルフトハンザは短・中距離路線の機材の近代化とCO2削減目標の達成を進めています」とコメントした。

ルフトハンザグループは、1967年にボーイング737型機を導入し、1995年のボーイング737-300型機まで、146機を導入した。2016年に最後の機体を退役させている。