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楽天トラベル、迷惑行為の報告を簡素化 商用利用や嫌がらせレビューなど報告可、ID停止や予約取り消しも
楽天グループは、旅行予約サイト「楽天トラベル」の加盟宿泊施設向けに、利用者による迷惑行為の報告フォームを設置した。
フォームでは、無断キャンセル(ノーショー)や大量キャンセル、不正クレジットカード利用、宿泊料金やキャンセル料未払い、登録情報不備、商用目的利用、嫌がらせレビュー、現地トラブルなどからカテゴリを選択し、状況を説明できる。公的機関への通報の有無や予約キャンセルの希望も選択できる。
楽天グループによると、ノーショーや宿泊料金の未払いなど、宿泊施設の業務を妨げる事案が発生した場合、これまでは担当者がヒアリングを行い、担当部署に報告する対応を行っていたという。報告フォームの設置により、宿泊施設から担当部署に直接報告することが可能となった。「カスタマーハラスメント対策への社会的な関心も高まっている中で、楽天トラベルとしてユーザーによる宿泊施設への不適切行為をより適正に把握し、予防に取り組むことで、宿泊事業者の業務円滑化に貢献することを目指しています」としている。
報告は事実確認の上、利用規約に基づいて対象者へ警告を含めた適切な対応を行うとしている。対応内容はこれまでと変更ないものの、楽天IDの停止や未来の予約の取り消しを実施する場合があるという。