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エアアジア、欧米へネットワーク拡大 バンコクを欧州、マニラを北米路線のハブに
キャピタルA(旧エアアジアグループ)のトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)は、欧米へネットワークを拡大する意向を示した。1月8日にマレーシアの本社で開いたイベントで説明した。
バンコクを欧州、マニラを北米、クアラルンプールをアフリカ路線のハブとしたい考え。バンコクはタイ・エアアジア、マニラはフィリピン・エアアジア、クアラルンプールはエアアジアが拠点としている。北米路線は機材調達が必要となることから、2025年の開設を見込んでいる。2022年には、ロンドン、ドバイ、イスタンブールへの直行便を新たに開設する意向を示している。
新機材となるエアバスA321neoを、早ければ6月に導入する計画。エアバスA350型機の受領時期についての言及はなかった。
同日には、キャピタルA傘下の航空部門である、エアアジアとエアアジア・アビエーション・グループを、エアアジアXが買収する意向を示している。これにより、エアアジアXはエアアジアブランドの全路線を包括する航空会社となり、市場ポジションの強化や業務効率の向上などを見込んでいる。