デルタ航空、エアバスA350-1000型機を20機発注へ

デルタ航空(エアバスA350-1000型機)

デルタ航空は、エアバスA350-1000型機を20機発注する。20機のオプションも含まれる。

保有機材の更新と合理化を進める目的で、2026年から28年にかけて導入し、主に長距離路線や国際ハブ空港で運航する。置き換える機体よりもプレミアムシートは約15%多い。ロールス・ロイス製のトレントXWB-97エンジンを搭載しており、現行機より燃費効率が20%以上向上する。

エド・バスティアン最高経営責任者(CEO)は、「A350-1000型機は、デルタ航空が保有する航空機の中で最も大型で最も高性能な航空機となり、当社の国際線拡大の重要な一歩となります。この航空機は、既存の保有機材を補完し、より多くのプレミアムシートやクラス最高の装備などで顧客体験を向上するとともに、広い貨物スペースも有しています」とコメントした。

デルタ航空は現在、エアバスA350-900型機を28機保有している。エアバスA350-1000型機を合わせた発注残は36機となる。

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