IATA、2023年の航空輸送量はコロナ前比94.1%

国際航空運送協会(IATA)は、2023年の航空輸送量は前年比36.9%増加したと発表した。2019年比では94.1%だった。

このうち、国際航空輸送量は前年比41.6%増、2019年比88.6%だった。地域別では、前年と比べて最も成長したのはアジア太平洋地域となった。利用率はアフリカを除いて8割台前半、全体では82.8%となった。

国内航空輸送量は前年比30.4%増、2019年比103.9%だった。中国では2019年比7.1%増と好調で、2019年比で下回っているのは、オーストラリア(2019年比-4.2%)と日本(同-3.2%)のみとなった。利用率は全体で82.8%となった。