アブダビ国際空港、「ザイード国際空港」に改称

アブダビ国際空港は、ザイード国際空港に2月9日に改称した。

アラブ首長国連邦(UAE)建国の父、故シェイク・ザイード・ビン・スルタン・アル・ナヒヤン氏の栄誉を称えたもので、同日の新ターミナルA公式開港式に合わせ、アラブ首長国連邦(UAE)大統領のシェイク・モハメド・ビン・ザーイド・アル・ナヒヤーン殿下が指示していた。

シェイク・モハメド・ビン・ザーイド・アル・ナヒヤーン殿下は、「UAEの建国の父の栄誉を称えて、アブダビの最大の空港の名前を変更することを非常に誇りに思います。故シェイク・ザイードが私たちの国を世界の国々に接続する上で達成した比類のない業績は、アブダビが旅行、貿易、および商業の世界的なハブとしての地位をさらに強化することを確実にする私たちのコミットメントを反映しています。建国の父の名前を引き継ぐことを私たちに信頼してくださったモハメド・ビン・ザイード殿下に感謝したいと思います。これにより、彼の忘れがたい遺産を今日に至るまで、そして将来の世代にも続くインスピレーションとして称えることができます。世界に門戸を開くザイード国際空港は、アブダビの航空セクターに新たな時代をもたらします。空港の最先端のインフラストラクチャーは、優れた接続性、革新、および持続可能性を提供し、ゲスト体験を高めながら地域の観光、貿易、および商業を新たな高みに引き上げます」とコメントした。

ターミナルAは、2023年11月15日に開業。35,000平方メートルの小売・飲食スペース、163店舗を有するターミナルで、28社が乗り入れる。年間最大4,500万人の旅客処理能力を持ち、同時に79機、1時間あたり11,000人の旅客を処理できる。完全稼働から最初の60日間で、利用者数は448万人で、このうち200万人が乗り継ぎで利用した。

エティハド航空のエコノミークラス利用者専用のチェックインデスクを設けており、ファミリー向けの特別エリアや上級クラスの専用エリアも備える。生体認証セルフバッゲージドロップも備える。上級クラスとマイレージの上級会員向けラウンジも設け、エコノミークラス利用者は有料で購入できる。