シンガポールとサウジアラビア、航空協定を更新 以遠権認める

シンガポール民間航空庁(CAAS)

シンガポール民間航空庁(CAAS)とサウジアラビア民間航空総局(GACA)は、二国間航空サービス協定(ASA)を更新した。

路線や乗客数、機種といった制限を撤廃し、両国間の自由な運航を可能とするほか、以遠権の利用も可能となる。

また、両国の民間航空インフラ、民間航空の運航、乗客体験のデジタル化、安全性、セキュリティなどの様々な分野で定期的な交流と技術協力を行う。

シンガポールのチャンギ国際空港では、年間5,000万人の処理ができるターミナル5の建設を進めており、完成後は既存の4つのターミナルをあわせた年間9,000万人の処理能力に大きく追加することになる。サウジアラビアではキング・サルマン国際空港の建設などに1,000億米ドルを投資し、年間1億2,000万人の処理能力を擁す見通し。