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タイ国際航空、2023年12月期は黒字化 純利益281億タイバーツ
タイ国際航空は、2023年12月期の業績を発表した。純損益は281億2,300万タイバーツの黒字だった。
総収入は1,610億6,700万タイバーツとなり、主に旅客収入が79.3%増加したことにより、前期比53.3%増となった。2019年比では87%にとどまった。一時的な取引を除いた費用は1,208億5,700万タイバーツで、前期比24.3%増加した。これは費用の39.5%を占める燃料価格の変動や、生産量増加に伴うコストとしている。平均座席利用率は79.7%で、前期比11.8%増加した。
財務・法人所得税前利益(EBIT)は402億1,100万タイバーツ、航空機リース料控除後のEBITDA(利払い・税引き・減価償却前利益)は428億7,500万タイバーツとなった。いずれも再生計画の計画値を上回った。
また、債務再編と資産売却により22億100万バーツの特別利益、為替差損として10億6,600万タイバーツの特別損失を計上した。1株利益は12.87タイバーツとなった。
総資産は2,389億9,100万タイバーツで、前期末比20.6%増加した。負債額は2,821億3,300万タイバーツで、同4.8%増加した。運航機材数はワイドボディ機50機、単通路機20機の計70機。
夏スケジュールでは、61都市へ就航し、北京や上海、シドニーなどの大陸間路線を増便するほか、オスロやミラノ、パース、コーチなどへ新規就航する。