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ルフトハンザグループ、史上3番目の好決算 純利益17億ユーロ
ルフトハンザグループは、2023年12月期の業績を発表した。純利益は17億ユーロで、グループとして史上3番目の好業績を記録した。
売上高は354億ユーロ、調整後EBITは27億ユーロとなった。旅行需要の高まりから、利用者数は1億2,300万人と前年比20%増加した。運航便数は946,000便(前年比14%増)、座席利用率は約83%(同3.1%増)で、新型コロナウイルス感染拡大前の水準に戻った。グループのすべての航空会社で営業利益を計上した。
特にレジャー旅行、上級クラスの需要が高まり、夏の旅行需要が堅調に推移した。ビジネス需要の回復は引き続き緩やかなものとなっている。安定運航と顧客満足度向上を目指し、全運航便のうち98%が予定通りに運航ができた。
純負債は57億ユーロとなり、前期末の69億ユーロから大幅に減った。1株あたり0.3ユーロの期末配当を実施する見通しで、期末時点の株価から算出した配当利回りは約4%となる。
2024年12月期は、イースターや夏休み期間中の需要が高く、供給量の増加にも関わらず、昨年を上回る水準で推移している。特にスペインやイタリア、ギリシャ、地中海諸国が人気で、北米発着路線も高い需要が続いている。新機材や新座席、ラウンジ、デジタルサービスなどに約45億ユーロを投資する。業績は昨年と同水準を見込む。