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ZIPAIR Tokyo、成田〜バンクーバー線就航 北米4路線目、5月中旬まで「全便ほぼ満席」
ZIPAIR Tokyoは、東京/成田〜バンクーバー線をきょう3月13日に開設した。東京/成田発、バンクーバー発ともに、7月22日までは月・水・土曜の週3往復、23日からは月・火・水・金・日曜の週5往復を運航する。
これにより、同社のネットワークは6か国9路線となり、北米路線は現在運航中の東京/成田〜ロサンゼルス・サンノゼ・サンフランシスコ線を加え、4路線週21往復(7月23日からは週23往復)に拡大する。
片道運賃は、フルフラットシート「ZIP Full-Flat Value」が101,325円から、スタンダードシート「Standard Value」が28,950円から。6歳以下向けの「U6 Standard Value」は10,000円の定額となる。いずれも空港使用料と諸税は別途必要。燃油サーチャージは設定していない。
ZIPAIR Tokyoの西田真吾社長によると、初便から5月中旬頃まで全ての便がほぼ満席で「期待以上の予約の入り方」。満席で予約が取れないという声も多いといい、「これまでにないくらい早い意思決定で増便を決めた」という。
予約を国籍別に見ると、約50%がカナダ国籍、残りの約25%ずつが日本国籍とその他の国で、西田社長は「アジアにルーツを持つ人の知人・親族訪問(VFR)が多いのではないか」と分析する。
外務省の統計によると、バンクーバー都市圏の在留邦人数は28,305人(2023年10月現在)とカナダでは最多で、世界の都市圏別に見ても8番目に多い。西田社長は「留学やワーキングホリデーで現地に行っていると見られる人から、『やっと帰れる』という声もSNSで見られる」と話した。
東京/成田発の初便となるZG22便(ボーイング787-8型機、機体記号:JA828J)は、全290席に対して269名(うち幼児2名)が利用。駐機場で横断幕を持った西田社長や社員に見送られる中、16番スポットを午後4時10分に出発した。バンクーバーには現地時間の同日午前8時30分に到着する見通し。
■ダイヤ
ZG22 東京/成田(16:00)〜バンクーバー(08:30)/月・水・土(3月13日〜30日)
ZG22 東京/成田(15:40)〜バンクーバー(08:25)/月・水・土(3月31日〜6月30日)、月・火・水・金・日(10月1日〜26日)
ZG22 東京/成田(15:40)〜バンクーバー(08:45)/月・水・土(7月1日〜22日)、月・火・水・金・日(7月23日〜9月30日)
ZG21 バンクーバー(10:30)〜東京/成田(13:00+1)/月・水・土(3月13日〜30日)
ZG21 バンクーバー(10:25)〜東京/成田(12:25+1)/月・水・土(3月30日〜6月30日)、月・火・水・金・日(10月1日〜26日)
ZG21 バンクーバー(10:45)〜東京/成田(12:25+1)/月・水・土(7月1日〜22日)、月・火・水・金・日(7月23日〜9月30日)