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ANA鬼滅の刃じぇっと「弐」、運航終了 羽田発最終便を「参」が送別
ANAは、テレビアニメ「鬼滅の刃」とのコラボによるボーイング767-300ER型機の特別デザイン機「鬼滅の刃じぇっと-弐-」(機体記号:JA608A)の運航を、3月25日で終了した。
「鬼滅の刃 じぇっと-弐-」は、2022年3月26日に国内線に就航。アニメに登場するキャラクターの冨岡義勇や煉獄杏寿郎など9人が、機体の左右に描かれている。デザイン部分のサイズは左右それぞれ縦約3メートル、横32メートルで、片面各60枚、計120枚のデカールが使われた。
運航終了10日前からはスケジュールを固定し、3月16日〜21日は東京/羽田〜宮崎・米子・鹿児島線を各1往復、3月22日〜24日は東京/羽田〜米子・高知・函館線を各1往復した。
最終日の25日は16日〜21日と同様に、東京/羽田〜宮崎・米子・鹿児島線を各1往復した。東京/羽田発の最終便となった鹿児島行きのNH627便は、前便の遅れのため定刻の午後4時40分から52分遅れの午後5時32分に出発。沖縄/那覇からNH470便として午後5時37分に到着した「鬼滅の刃じぇっと ‐参‐」(ボーイング777-200ER、機体記号:JA745A)がプッシュバック中の「弐」の側を通過し、東京/羽田からの最後の出発を見送るかのようなシーンが見られた。
最終便の鹿児島発東京/羽田行きのNH630便は、定刻の午後7時20分から1時間9分遅れの午後8時29分に出発。午後10時3分に東京/羽田に到着した。
鬼滅の刃とのコラボでは、全6機の特別デザイン機が登場。「弐」のほか、ボーイング767-300ER型機の「鬼滅の刃じぇっと-壱-」(機体記号:JA616A)が2022年1月31日から、「参」が同年10月3日から、ボンバルディアDHC8−Q400型機の「鬼滅の刃ぷろっぷ」3機(機体記号:JA846A、JA844A、JA850A)が2023年7月14日から順次運航を開始した。
このうち、「壱」は2023年10月21日で運航を終了しており、「参」も4月9日での運航終了が決まっている。「ぷろっぷ」3機は引き続き運航する。