ジェットスター・ジャパンの労働組合、3月29日午前10時以降のストライキを通知

ジェットスター・ジャパン(エアバスA320型機)

ジェットスター・ジャパンの客室乗務員やパイロットから構成される労働組合、ジェットスタークルーアソシエーション(JCA)は、ジェットスター・ジャパンに対し、3月29日午前10時以降のストライキを通知した。

JCAは、組合員に対する懲戒処分を「完全に不当なもの」として、撤回を求めている。ジェットスター・ジャパンの片岡優社長が社員に宛てたとみられるメッセージでは、「懲戒処分はJCAの関与とは一切関係なく、むしろ長期にわたって社内で報告された複数の深刻な案件に関して下された決定」として、懲戒委員会で最終的な決定を下したとしている。

片岡社長はメールで、「会社にとって社員の安全と心身の健康は最も重要です。社員が威嚇された、またはいじめられたと感じるような言動、さらには会社を辞めるまで追い込まれたり、特定の個人とは業務をしたくないとリクエストが出されるほどまで行き過ぎた言動は、断じて容認できません。今後は人事研修などを実施し、同様の案件の再発防止に努めていきます」と続けている。

ジェットスター・ジャパンの広報担当者は、影響便について「確認中」としている。