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JALカード、一部電子マネーやプリペイドカードへのチャージでマイル積算を終了
外務省は、「APEC・ビジネス・トラベル・カード(ABTC)」を電子化し、4月1日から発行受付を開始した。
ABTCは、参加するアジア太平洋の国・地域に短期商用目的で入国する場合、査証なしで入国審査を受けることができるほか、入国審査の際に専用レーンを利用できる制度。日本では2003年から制度を導入・交付していた。
新制度では専用サイトへの入力とファイル添付で申請し、手数料は収入印紙を郵送する必要がある。国内の承認完了後に即時交付され、各国・地域の承認後にはリアルタイムでアプリに表示される。カードを紛失する心配がない。条件に応じて旅券番号の変更による再交付申請のオンライン申請もできる。新規交付申請の手数料は13,100円から13,000円に引き下げられたほか。プラスチックABTCからバーチャルABTCへの変更もできる。
バーチャルABTCは現時点で、ロシア渡航時に利用することができない。また、アメリカとカナダは暫定参加メンバーで、査証は必要となる。日本では2021年度に1,395枚、2022年度は9,687枚、2023年度は2月までに25,429枚を交付した。