スカンジナビア航空、スターアライアンスを8月末で脱退 スカイチームに加盟

スカンジナビア航空(エアバスA330−300型機)

スカンジナビア航空は、スターアライアンスを8月31日をもって脱退すると発表した。

9月1日からはスカイチームに加盟し、ユーロボーナス会員にはスカイチームの特典を提供する。スターアライアンス加盟航空会社の特典航空券の交換は9月1日以降、できなくなる。

スカイチームは、エールフランス航空やKLMオランダ航空、デルタ航空など19社が加盟し、1,060都市へのネットワークを広げている。

スカンジナビア航空は、エールフランスKLMなどのコンソーシアムによる出資を受けることを2023年10月に発表し、スカイチームに加盟する意向を示していた。スカンジナビア航空は、世界初の航空連合であるスターアライアンスの創立航空会社5社のひとつで、創立航空会社の脱退は初めてとなる。

スターアライアンスは、17社のスターアライアンス加盟航空会社が、スカンジナビア発着便を23のハブ空港から月3,700便以上運航することでネットワークを維持するしているほか、「優れた顧客体験に貢献したスカンジナビア航空と従業員に感謝する」と謝意を示した。

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