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JR東海の“最高の新幹線”N700S 従来型N700Aと何が違うのか
大阪・関西万博の開催まで1年となった4月13日、万博の公式ロゴマークや公式キャラクターの「ミャクミャク」をラッピングした新幹線の運行が始まった。
ラッピング新幹線が運行されるのは、東海道・山陽新幹線の東京〜博多駅間と山陽・九州新幹線の新大阪〜鹿児島中央駅間、北陸新幹線の東京〜敦賀駅間。車両はJR東海保有のN700Sが1編成、JR西日本保有のN700S、8両編成のN700系、16両編成のN700系、W7系が各1編成の計4編成となる。
このうち、JR東海保有のN700S(J20編成)は、各車両の左右両側のドア横などに万博のロゴマークと「EXPO2025」の文字を入れた。ラッピングの大きさは、8、9、11号車が縦約0.8メートル、横約1.5メートル、その他の号車は約0.09平米となっている。JR東海によると、東海道新幹線でラッピング車両が運行されるのは、2020年の2月から3月の700系引退記念車両(C53・54編成)以来、約4年ぶりで、N700Sでは初めてだという。
一番列車となったのは13日の東京発新大阪行きの「のぞみ323号」で、午前9時51分に東京駅から出発した。万博が終了する2025年10月頃まで運行する。