アブダビ、2030年までに訪問者数3,900万人　ホテル客室増加も

アブダビ文化観光局は、2030年までに3,900万人の訪問者を誘致する目標「観光戦略2030」を発表した。

観光部門の国内総生産（GDP）に900億ディルハムの経済効果、178,000人の新規雇用創出のほか、ホテルの客室数も52,000室に増加させる。特にグランピングやファームステイなど、別荘の供給を増やしたい考え。

2023年の訪問者数は2,400万人、経済効果は約490億ディルハムだった。特にインド、ロシア、イギリス、中国、サウジアラビアからの入国者多く、150以上のイベントやビーチ、文化施設を訪れた。訪問者数は年7％の増加を見込む。

目標の達成に向け、プロモーションとマーケティング、インフラストラクチャ、モビリティの4つの柱を掲げている。コンサートやフェスティバルなどのイベントのほか、食も充実させる。プロモーションとマーケティングの取り組みを2倍以上に拡大し、展開市場も11市場から26市場に増やす。メディアや有名ブランドとの戦略的グローバル・パートナーシップも確立する。