IATA、アメリカ運輸省の新消費者保護規則に声明 「航空券価格の高騰に反映される」

シカゴ・オヘア国際空港

国際航空運送協会(IATA)は、アメリカ運輸省が発表した新たな消費者保護規則に対して失望するとの声明を発表した。

アメリカ運輸省の発表によると、航空会社は混乱の原因に関わらず、遅延や欠航時に自動的に払い戻しを行うことが義務付けられるほか、受託手荷物や機内持ち込み手荷物、予約変更やキャンセルにかかる料金を事前にわかりやすく消費者に伝えるよう求めるとしている。

IATAでは、「航空会社のコストを上昇させ、最終的には航空券の価格の高騰に反映されることになる」と警告した。