WILLER EXPRESS、東北道での衝突事故でお詫び　5名が重軽傷

WILLER EXPRESSは、4月30日午前2時50分ごろに、東北自動車道下りの黒磯パーキングエリア（PA）付近でバス同士の衝突事故を起こしたとしてお詫びした。

この事故は、路肩に停車していたニュープリンス高速バスが運行する新宿発泉中央行きのNP554便（乗員1名、乗客37名）に、走行中のWILLER EXPRESSが運行する東京発仙台行きのWB557便2号車（乗員1名、乗客40名）が衝突したもので、両バスの乗客各1名が重傷、3名が軽傷を負った。ニュープリンス高速バスは、WILLER EXPRESSブランドのバスを運行している。

WILLER EXPRESSの乗務員は勤務歴10年6か月で、点呼時や2月の定期健康診断で異常はなかった。

WILLER EXPRESSでは、「負傷された乗客の方には心よりお詫び申し上げますとともに、早いご回復をお祈りします。その他の乗客の方には大変なご心配とご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申上げます。事故原因については、現在警察が調査中であり、調査に協力し推移を見守りたいと考えております。日頃より交通安全につきましては社内において指導しておりましたが、このような重大な事故を起こしてしまったことを極めて深く受け止めており、今後このようなことが起きないよう再発防止に努めてまいります」としている。