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消費者庁、エスアイヘリシスに措置命令 ヘリなどの販売預託で違反
消費者庁は、ヘリコプターなどを販売するエスアイヘリシスに対し、措置命令を行った。
エスアイヘリシスは、預託法上で原則禁止されている販売預託を行っていた。消費者庁は直ちに違反行為を取りやめるとともに、再発防止策を講じるよう求めた。また、すでに締結された売買契約の効力が生じないことを踏まえた対応を行うことを命じた。
販売預託とは、事業者が高額な商品を販売し、その商品を事業者に預け、事業者が運用した利益の一部を消費者に還元するという取引を指す。実際には配当金が予定よりも支払われないなどのトラブルが発生していることから、預託法により規制されている。過去には、金地金の豊田商事事件、和牛の安愚楽牧場事件、磁気治療機器のジャパンライフ事件などによる大規模な被害が発生した。
エスアイヘリシスは、消費者に共有持分を販売し、付随して賃貸借契約の貸主の地位を消費者に譲渡する契約を締結。エスアイヘリシスと消費者は連名で、アドバンスサポートとの間で賃貸借契約を締結し、アドバンスサポートが消費者に賃料を支払っている。