カンタス航空、パース空港の新ターミナルに移転 路線拡大や供給増にも合意

カンタス航空

カンタス航空とパース空港は、パース空港新ターミナルへの移転や路線網の強化に合意した。

パース空港は、約30億豪ドルを投じて新ターミナルと平行滑走路を建設する。50億豪ドルの設備投資計画の一環で、パースでの民間によるインフラ開発では過去最大。新ターミナルは観光を促進し、オーストラリアからアジアへの旅行の選択肢を増やすことに繋がるとしている。

2031年の新ターミナル完成後、カンタス航空とジェットスター航空は空港中央地区の新ターミナルに移転し、国際線と国内線の乗り継ぎも容易にする。開業までに年間供給座席数を440万席増やし、オークランドやヨハネスブルグなどへの路線も新設する。2028年には新たな平行滑走路の供用を開始する。

また、カンタス航空は空港中央地区に新たな技術格納庫を建設する。パース空港は現ターミナルの改修にも投資し、2026年を予定している超長距離路線に対応するゲートの改修を行うなど、処理能力を拡大する。ジェットスター航空の国内線は、9月からターミナル2に移転する。

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