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京急と台湾観光庁、1000形ラッピング電車「ビビビビ!台湾号」運行
台湾観光庁と京急電鉄は6月7日、1000形(1025編成)を使った特別ラッピング電車「ビビビビ!台湾号」の運行を開始した。9月28日までの約3か月半、京急線や乗り入れ先の都営浅草線、京成線、北総線でも運行し、台湾への観光誘致を図る。
ラッピング電車は1000形(1025編成)を使用し、各車両の両側面に台湾名産のパイナップルと茶葉、蘭の花をモチーフとした「台湾」の文字を描いた。車内には3種の名産品を切り絵で表現した中吊りポスターを掲出。また、日台を結ぶ航空会社のうち6社(チャイナエアライン、キャセイパシフィック航空、エバー航空、ピーチ・アビエーション、スターラックス航空、タイガーエア台湾)と、旅行会社13社の広告を掲出している。
当初は4月から約1か月の運行を予定していたが、同月3日に花蓮で発生した地震の影響で延期となっており、復興支援のため運行期間を3か月に延長した。
品川駅では出発式が開かれ、台北駐日経済文化代表処の周学佑副代表、京急電鉄の原田一之会長らが出席。テープカットで運行開始を祝った。台湾観光庁の方正光審議官は「日本からの旅客は台湾の観光市場において大切な顧客層。訪台者数をコロナ禍前の水準まで回復させたい」と話し、「日本のみなさんにはこの特別な電車で空港に向かい、台湾を訪れてほしい」とアピールした。
一番列車は関係者を乗せた貸切便として、羽田空港第1・第2ターミナル駅まで運行。京急電鉄の山本勝広・品川駅長の合図で、午前11時46分に出発した。