スターアライアンス、IATAの「Timatic AutoCheck」を導入

スターアライアンス JA614A

国際航空運送協会(IATA)とスターアライアンスは、スターアライアンス加盟26社が「Timatic AutoCheck」を導入することに合意した。

渡航書類の確認作業を自動化することができるもので、旅行者に合わせた指示が提供される。業務効率を高めるほか、旅行者の空港体験を大幅に改善できるとしている。年間3億4,000万人以上の渡航書類を確認する見通し。

IATAの調査では、旅行者の36%が入国要件のために旅行を思いとどまったと回答している。ビザが必要な場合、旅行者の66%は事前にオンラインで、20%は大使館や領事館で取得したいと考えているという。また、旅行者の87%が空港での手続き迅速化のため、入国情報を共有すると回答しているという。

「Timatic AutoCheck」は、政府や航空会社、空港などの様々な情報源を元に、渡航書類の確認ができるツール。予約・出発管理システムや旅行会社などのシステムと簡単に統合ができる。