谷川岳ロープウェイ、「谷川岳ヨッホ」に名称を変更 12月1日から
ドイツのビジネス旅行需要が変化、ブレジャーが欧州トップに
ドイツへのビジネス旅行需要が変化し、特にMICEによる旅行は従来のビジネス旅行より早期回復している。
2023年に行われた、1億1,700万件の海外出張のうち、1,350万件がドイツへの出張だった。出張と休暇を組み合わせたブレジャーでは、ヨーロッパで1位、世界で3位となった。特にMICEによるものが約4分の3を占め、見本市や展示会来場者の41%が、出張に休暇や個人的な滞在を組み合わせている。
ドイツコンベンションビューロー(GCB)のマティアス・シュルツェ会長は、「プライベート旅行の要素を含むMICEオファーの積極的なマーケティングにおいて、さらなるビジネスチャンスが生まれる」とコメントした。旅行支出は、出張旅行が1,432ユーロであるのに対し、ブレジャーでは1,767ユーロと多い。これは質の高い宿泊施設を選択することによるものだといい、ブレジャーでは47%が一流ホテル、14%が中級ホテルを予約しており、格安ホテルはわずか2%だという。
ドイツ観光局では、Stay Longerの一環として、旅行移動一日あたりの二酸化炭素排出量の割合を減らすために、外国人宿泊客のドイツ滞在期間の延長を戦略的に推進している。出張者の平均滞在日数は6.7泊であるのに対し、ブレジャーでは8.8泊となる。レジャー旅行の3分の2以上が少なくとも4泊している。