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定額宿泊サービス「TsugiTsugi」、ソラシドエアらと連携 九州・沖縄でオフピーク旅促進へ
東急が提供する定額制宿泊サービス「TsugiTsugi」は、ソラシドエア、スターフライヤー、JR九州、ニッポンレンタカーの4社と共同で、九州・沖縄エリアへの誘客キャンペーン「九州・沖縄オフピーク旅促進プロジェクト」を開始した。
TsugiTsugiは提携する全国の200以上の宿泊施設から、好きな場所を選んで宿泊できるサブスクリプションサービス。4種類のプランがあり、月に2泊できる「えらべる2」が月額23,980円、5泊できる「えらべる5」が55,800円、14泊できる「えらべる14」が157,800円、30連泊できる「まいにち30」が299,800円。どのプランでも無料で1名同伴できる。プランによって宿泊できる曜日が決まっている。
キャンペーンでは2025年5月31日までの期間中、ソラシドエア便で九州・沖縄エリアを訪れ、TsugiTsugiで対象施設に宿泊すると、1泊分の無料宿泊権を付与。いずれもプランでも月に1回申請可能で、期間中最大12泊分が付与される。
キャンペーンに合わせ、スターフライヤーの東京/羽田〜北九州・福岡線の機内で販売している「JR九州フリーきっぷ」を、ソラシドエアの機内でも販売。さらに、TsugiTsugiの会員はニッポンレンタカーのレンタカーが最大41%引きで利用できるようになる。
TsugiTsugiを担当する東急 ホテル・リゾート事業部 事業戦略グループの川元一峰主査は、「九州・沖縄エリアへの初来訪の敷居を下げながら、再来訪のきっかけにしたい」と、キャンペーンにより関係人口の拡大と地域活性化を促したい考え。同サービスは週末にあたる金・土曜以外の宿泊割合が88.7%を占めており、週末の混雑緩和にも寄与しているといい、「曜日ごとの需要分散に加え、交通5社と連携することで目的地も分散させ、快適なオフピーク旅を推進したい」(川元主査)という。
このほか、キャンペーンに合わせて、AIを活用したオリジナル楽曲の生成機能を公開。旅の行程や思い出をチャットボットと会話すると、その内容に合わせた「思い出ソング」が生成される。川元主査は「人に聞かせたくなるような、かなりユニークなオリジナルソングを生成する。再来訪につながるだけでなく、曲をシェアすることで他の人の初来訪にもつながる」と話している。