ピーチ、「うなりくんジェット」就航 成田市の市制施行70周年で

ピーチは、千葉県成田市の市制施行70周年を記念したデカール機「うなりくんジェット」の運航を6月20日から開始した。

エアバスA320型機(機体記号:JA824P)の機体後部両面に、成田市のマスコットキャラクター「うなりくん」を描いたデカールを貼り付けた。片面あたりのデカールの枚数は16枚で、全体で縦2.9メートル、横5.7メートルの大きさ。うなりくんは飛行機とウナギをかけ合わせた姿のキャラクターで、2010年3月29日から成田市特別観光大使に任命されている。口癖は「うな」。

うなりくんジェットは20日の大阪/関西発福岡行きMM153便でデビューし、同日の大阪/関西発東京/成田行きMM319便として成田空港に初めて到着。東京/成田発の初便は21日午前8時発の沖縄/那覇行きMM503便で、169名(うち幼児2名)が利用。ピーチ社員ら関係者が手を振って見送る中、午前8時12分に出発した。今後は、大阪/関西〜バンコク線を除く全ての路線で12月末頃まで運航する。

このほかピーチでは、成田市市制施行70周年と東京/成田〜奄美線の就航10周年を記念して、同市在住の小学生とその保護者を招待した奄美大島へのツアーを7月30日に開催する。

成田市は1953年に制定された町村合併促進法により、成田町、公津村、八生村、中郷村、久住村、豊住村、遠山村の1町6か村が合併する形で1954年3月31日に誕生。今年で70周年を迎えた。