南京虫捕獲デバイス開発のValpas、400万ユーロを調達

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トコジラミ(南京虫)捕獲デバイスとソフトを開発するValpas(ヴァルパス)は、400万ユーロを調達した。

Valpasは、ホテルなどのホスピタリティ産業向けに、トコジラミの被害を未然に防ぐため、IoTを活用したトコジラミ捕獲デバイスとソフトを提供しているフィンランドのスタートアップ企業。開発するデバイスでは、トコジラミの誘引・捕獲・駆除を行い宿泊者への被害を事前に食い止めることで、宿泊機会の損失回避とブランドイメージ向上に貢献する。殺虫剤などの薬剤を使わず、環境負荷の低減も実現する。ベッドの脚をValpasのデバイスに交換してオンラインにするだけと手軽であることも特徴で、日本国内でも採用しているホテルがある。器具に捕獲された場合、ホテルのスタッフに通知される。

Valpasの資金調達はZenith VCが主導し、Canon Marketing Japan MIRAI Fund、Icebreaker VC、Finnish Industry Investment、Activum SG Ventures、Houghton Street Ventures、Rockaway Ventures、Morrow Venturesが出資した。