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エアアジア、日本からLA・サンフランシスコへ乗り入れへ トニー・フェルナンデスCEO語る
キャピタルA(旧エアアジアグループ)のトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)は、日本からアメリカ本土路線の開設を目指す考えを、改めて示した。
航空格付け会社スカイトラックスによる、「ワールド・エアライン・アワード2024」の授賞式が開かれた、イギリス・ロンドン郊外のウィンザーで取材に応じ、明らかにした。
フェルナンデスCEOは、ホノルル路線の再開は考えていないとした上で、「日本からロサンゼルスとサンフランシスコには乗り入れる予定です。日本で我々のチームが取り組んでいるところです」と述べた。
日本路線はこの他に、神戸や広島、名古屋、仙台を長距離仕様の単通路機で開設し、バンコクやバリ、プーケット、インドネシアなどと結ぶ考えを示している。
今年2月には、エアバスのクリスチャン・シェラー民間航空機ビジネス最高経営責任者(CEO)によるエアアジアの本社訪問に合わせ、初のローコスト・ネットワーク・キャリアを目指す計画を明らかにしていた。この中では、日本からバンクーバーを含めた北米3都市へ、エアバスA330neoで乗り入れる意向を示していた。
さらに、「アメリカに行けば、ヨーロッパしかない。あとは南米に行けば、すべての大陸を網羅できる」と野望を語った。11月にナイロビへ乗り入れ、アフリカへ初進出する。ヨーロッパへは東欧から乗り入れを再開する計画だという。