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JAL、Flight Safety Foundationからリチャード・クレーン賞を受賞
日本航空(JAL)は、Flight Safety Foundationからリチャード・クレーン賞(The Richard Crane Award)を受賞した。
Flight Safety Foundationは1945年に創設された、民間航空の安全性向上に取り組む、独立した非営利の国際組織。リチャード・クレーン賞は、創設者の一人にちなんで設立された賞で、民間航空の安全に対する継続的な貢献とリーダーシップを発揮した組織を表彰する。所属する世界中の会員から受賞者が推薦される。
JALは長年にわたる安全への取り組み、JAL123便事故以来の継続的な安全推進や安全啓発センターの運用を通じた安全文化の醸成が高く評価された。航空会社の表彰は3例目で、日本では初めて。
鳥取三津子代表取締役社長は、「このたびは、名誉あるRichard Crane Awardに選出いただき、感謝申し上げます。1951年の創立以来、70年以上の歴史の中で、JALグループが培ってきた安全文化を評価いただいたものと理解しています。私たちは、1985年のJAL123便事故をはじめとして、過去の事故の教訓を継続的に学び、経営トップがリードして安全文化を育んできました。安全は、航空会社の基本的な価値であり、その存在理由そのものです。いついかなるときも、お客さまをお守りすることが使命であることを、全社員が理解し、常にその使命に取り組んでいます。また、航空会社の不断の努力に加えて、お客さまを含む全てのステークホルダーと協力して安全を守っていくことが大切です」と、授賞式で上映されたビデオメッセージで述べた。