タイ・エアアジアX、バンコクの発着空港を再移転 10月からドンムアンに

タイ・エアアジアX A330-300 HS-XTC

タイ・エアアジアXは、バンコクの発着空港をドンムアン空港に10月1日に再移転する。

タイ空港公社(AOT)とタイ民間航空局との調整に伴うもので、戦略的な動きであるとしている。

タイ・エアアジアXはエアバスA330型機8機を保有し、スワンナプーム国際空港から札幌/千歳、東京/成田、名古屋/中部、大阪/関西、ソウル/仁川、上海/浦東、シドニーへ乗り入れている。機材数を年末までに11機に増機し、その後は年間3〜5機を導入する。

グループで短距離路線を担うタイ・エアアジアは主にドンムアン空港、タイ・エアアジアXはスワンナプーム国際空港を使用していた。合計93路線週1,250便を運航し、タイで40%以上のシェアを有する。

なお、タイ・エアアジアのバンコク/スワンナプーム〜チェンマイ・プーケット・クラビ・ハートヤイ線とエアアジアXのバンコク/スワンナプーム〜クアラルンプール線は引き続き、スワンナプーム国際空港を使用する。

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