はとバス、2023年度の利用者数55.5万人 前年比1.3倍に

はとバス(ピアニシモⅢ)

はとバスは、2023年度(2023年7月〜2024年6月)の東京観光の利用者数が前年度の約1.3倍になったと明らかにした。

利用者数は速報値で555,268名で、このうち外国語のコースは12,697名だった。2023年5月に新型コロナウイルスの5類以降後、旅行需要が高まり、通年で順調に推移した。約4割が2階建てオープントップバスで運行するコースで、4年ぶりに導入した新車も寄与した。

上期は、ナイトタイムエコノミーの需要を捉え増設した夜コース、リニューアルした「羽田空港ベストビュードライブ」、「リラックマ」とのコラボ企画ツアーなどが好評だった。下期は、2月に「豊洲 千客万来」がオープンしたことにより、豊洲市場を組み込んだコースの利用が大きく伸びたほか、人気の高い「迎賓館赤坂離宮」の本部内見学を組み込んだコースは4月からコースにバリエーションを増やし、大きく集客に寄与した。桜鑑賞のコースやゴールデンウィークの集客も堅調だった。