香港国際空港、新路線開設や増便でインセンティブ 最大3年間援助

香港国際空港

香港空港管理局(AAHK)は、香港国際空港への新路線開設や増便を行った航空会社に対するインセンティブプログラムを刷新した。

香港国際空港への路線を新設し、一定の継続性を持つ旅客・貨物航空会社に対して、2年間の資金援助を行う。申請期間は6月1日から2027年12月31日まで。

また、香港空港管理局の戦略に沿った対象国・地域への新路線の開設を行った旅客・貨物航空会社に対し、3年間の資金援助を行う。貨物便はHKIA東莞ロジスティクスパークで貨物を受け入れることが条件となる。

香港空港管理局のビビアン・チュン最高経営責任者(CEO)代理は、「航空ネットワークの接続性は、香港国際空港のような国際航空ハブにとって極めて重要です。香港国際空港の長期的な発展に自信を持っていますが、この新しいプログラムは、国内外の航空会社が香港国際空港への新路線の開設や便数の増加を前倒しすることを奨励するものです。このプログラムは先月開始されて以来、航空会社からすでに好意的な反応を得ています。香港空港管理局は香港国際空港の既存の国内および海外の航空会社と引き続き連携し、他の航空会社にもこのプログラムについて働きかけていきます」とコメントした。