パリ市内の公共交通機関の運賃引き上げ オリパラ期間中、地下鉄は4ユーロに

パリオリンピック

パリオリンピック・パラリンピック期間中、パリ市内の公共交通機関の運賃が引き上げられる。

7月20日から9月8日まで、地下鉄は片道2.1ユーロから4ユーロ、10枚綴りのチケットは16.9ユーロから32ユーロに引き上げられる。電車とRERのチケットは6ユーロ、バスのチケットは5ユーロとなる。降りるーバスやロワシーバスはいずれも16ユーロに引き上げられる。

地下鉄のチケットには有効期限がないことから、値上げ前にチケットを購入することもできる。「Transport Public Paris 2024」などのアプリからクレジットカードなどを使った購入もできる。同アプリは日本語に対応しておらず、設定言語が日本語もしくはデバイスの設定に準ずる場合、一部の説明が表示されない。設定言語はアプリから変更できる。

また、観光客向けに「Passe Paris」も販売する。1日16ユーロから1週間70ユーロまで複数のプランから選べ、すべての競技会場とファンゾーン、オルリー空港、シャルル・ド・ゴール国際空港にアクセスできる。一部のトラベルパスは販売を停止する。

混雑の可能性があるのは、地下鉄5/6/7/8/9/10/12/13号線、路面電車T3a/T3b、電車J線(エルモン・オーボンヌ方面)/L線(ベルサイユ・リヴ・ドロワ方面)/N線/P線(モー方面)/U線、RER B/C/D。であるとしている。地下鉄とRERの17駅は7月18日から26日にかけて、シャンゼリゼ通り-クレマンソー通り、コンコルド、チュイルリーの3駅は大会期間中閉鎖される。