アラスカ航空、ファーストクラスとプレミアムクラスの座席増加 既存機改修

アラスカ航空 AS

アラスカ航空は、既存機を改修し、ファーストクラスとプレミアムクラスの座席を増やす。

ボーイング737-800型機では、ファーストクラスを12席から16席へ4席増やす。プレミマムクラスは30席を維持する。保有する59機を対象に、2025年初頭から2026年夏にかけて改修を行う。新たなファーストクラスの座席はレカロ製で、フットレストやデバイスホルダー、ネックサポート付き6方向ヘッドレスト、USB-C電源を備える。メインキャビンとプレミアムクラスでも、カップホルダーを組み込んだ新たなデバイスホルダー、USB-C電源、ネックサポート付き6方向ヘッドレストを備える。

ボーイング737-900ER型機では、プレミアムクラスを24席から30席へ6席増やす。ファーストクラスは16席を維持する。保有する79機を対象に、今秋から2025年夏にかけて改修を行う。メインキャビン6席を改修するもので、合わせて内装を一新しする。

ボーイング737-9型機では、プレミアムクラスを24席から30席へ6席増やす。ファーストクラスは16席を維持する。保有する79機を対象に、2205年春から2026年夏にかけて改修を行う。

需要の高まりに対応するものとしており、これにより年間130万席の上級クラスの座席供給が増えることになる。ファーストクラスとプレミアムクラスの収益は、それぞれ8%、6%増加しているといい、ファーストクラスの座席利用率も4.3%増え、71%に達した。

すでに今年はじめ、エンブラエルE175型機の改修を実施し、年間40万席の上級クラスの座席供給を増やしている。

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