トリップドットコム、パリへの予約数増加 アジア太平洋地域で日本は2位

トリップドットコム・グループは、アジア太平洋地域からパリへの旅行予約数が増加し、日本は2位を占めていることを明らかにした。

UEFA欧州選手権やパリオリンピック・パラリンピックなどの影響により、ヨーロッパへの旅行予約が全体的に大幅に増加しており、今夏はフランス国外からパリ行きの旅行予約が昨年比2桁の増加となっているという。

パリを訪れる旅行者は、アジア太平洋地域からは中国本土、日本、韓国、オーストラリア、シンガポールの順、ヨーロッパからはイギリス、スペイン、イタリア、ドイツ、オランダの順に多かった。特に7月と8月には、アジアからの需要が強く、中国からの予約は105%増と急増した。

アジアとヨーロッパの旅行トレンドには違いがあり、アジアの旅行者は観光などを予定した旅行の中にスポーツ観戦を組み込むスタイルを好み、宿泊日数もヨーロッパの旅行者より平均的に多い傾向にある。平均滞在日数は前年比20%拡大し、最も滞在が長いのが中国本土、韓国、香港からの観光客だった。ヨーロッパの観光客は自国の代表チームの試合日程に合わせた観戦目的の短期滞在が多い傾向にあるという。

宿泊先はラグジュアリーホテルや宮殿の宿泊プランが人気で、著名レストランの予約も20%増えたとしている。バケーションレンタルやブティックロッジングの予約も拡大している。フランス国内ではパリ以外に、ニース、リヨン、マルセイユ、ボルドー、ナントが人気だという。日本と香港の旅行者からはマルセイユ、リヨン、ニースの人気が高く、予約件数が昨年から2桁増加した。

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